About me, Mirai.

入院生活

入院してた話

2025-04-10

ご注意

人に読ませる気のない文章です。
備忘録として。

読みたい人だけこの先へどうぞ。

いろいろあって入院してた

期間は2024/08/01 - 2024/08/10(元々は8/14までの予定)
8/2に出術でした。

持ち物

えげつない量の専門書にノートPC, Switch Liteを持って行ってました。
主治医に「すごい荷物だね」と笑われるほどの量でした。

前日~当日朝

手術中、麻酔の影響ですべての筋肉が緩む関係で胃の中身による誤嚥性肺炎の防止のため、前日の夕食以降は絶食、23:59以降は絶水でした。
しんどいかなと思っていたものの以外と耐えられるモノでその日は特に何もなく終え、就寝。
そして手術当日の朝、9時の手術ということで6時に起こされ早速経口補水液(OS1みたいなやつ)を2本飲まされました。
これは術中の水分不足を補うための点滴代わりのモノだそうです。

いざ手術室へ

手術室へは歩いて行きます。
ドラマとかでよくベッドに乗せられて運ばれるイメージが強いかもしれませんが、歩ける人は歩いて行きます。
そして母と叔母に送られまな板へ。

そしていろいろ計器をつけられ、点滴...の時に一つ目の問題が起きました。
そう、血管に上手く刺さりません。
若い人に多いらしく血管に弾力があって針がはじかれるそうです。
なんやかんやで6回も刺されました。

麻酔って...タイムトラベル

そしてなんやかんやあって麻酔が入ってきます。
眠気が来て寝るのかと思っていたものの、これが面白いモノで目の前が揺らいできて 「あ、もうすぐ眠くなってくるのかな」とまぶたを閉じて次に目を開けたら...
はい、手術終わってました。
6時間と30分ちょい 一回の瞬きだけで終わってました。
寝ていたという感覚も0です。

生まれて疲れ果てて気絶することは何回かありましたが、それらを含めても新しい経験でした。

本当の地獄はここから

そしてベッドに乗せられ病室へ帰ります。
あまり出血はなかったモノの、事前に輸血用にとっておいた自分の血が残っていたのでそれを身体に戻すと同時に
痛み止めの点滴などいろいろつながれて戻りました。
血が体内に入ってくると身体がとても発熱するんです。
これがまずしんどい。
普通の熱とも違う身体が内部から熱せられる感じ。
そして、何より地獄だったのが術後4時間絶水です。

なんだそんなもんか、と思うかもしれません。
問題は手術室ってエアコンがガンガンに効いていてとても冷えていてそれで乾燥しています。
さらに術中は自分で呼吸できませんので、人工呼吸器につながれていて口や喉がカピカピです。
その状態で4時間、水禁止。
かろうじて濡れたガーゼで口を湿らせるのが許されていました。
それを死ぬ気で吸ってなんとか水分を取る、ガーゼが乾いたら看護師さんを呼んでまたもらう。
そんなことを繰り返して、やっと飲めた水。
とんでもなくおいしかったです。

そして続いて襲ってくるのが痛みです。
激痛ではないものの徐々に痛みに襲われます。
自分で投与量を増やせる痛み止めがつながれているのですが、これを押しまくってなんとか耐えてました。

さらに術後から数日の間両手がしびれていました。
スマホの操作がかろうじて出来る程度で、さらに血流が悪くなっていて常に冷たく冷えています。
これらで数日はとにかくメンタルが死んでました。

熱と吐き気との戦い

麻酔の影響でしばらくは熱が出ます。
それも微熱とかではなくがっつり39℃でます。
そしてそれが退院した後も1週間ほど続くのですが、それはいったん置いておいて...
その対策と痛みへの対処で、ロキソプロフェン(いわゆるロキソニン), アセトアミノフェン(カロナールとか後は風邪薬にも入ってる)という2種類の痛み止めをそれぞれ1日の最大量まで使っていました。
(これらの薬は効果が出る機序が違うので、状況により併用が可能です。)
ロキソプロフェン、こいつが厄介者です。
めっちゃ効きます。 痛みも熱もがっつり消えます。
ただ、こいつ胃を荒らしてきます。
さらに不幸なのが、通常風邪などでロキソプロフェンが処方される際胃薬などが同時に処方されますが、
病棟の看護師さんの判断で使えるのが、ロキソプロフェン/アセトアミノフェンのみで胃薬は別途医師に処方してもらう必要があります。
これで数日間めっちゃ苦しみました。

病院は暇

すごいですよ。
どうあがいても暇です。
シンプルにこれが原因で相当メンタルやりました。
メンタルやりすぎて退院が早まったレベル。

なんやかんやあって

退院。
その後まさかの出血起こして救急搬送されましたが、なんとか生還。
そしてその1週間後から学校が...
人間ってすごい。